からだづくり
「体力のある子は高い知能を身につけている」って知ってた?
「文武両道」という言葉が日本にはあります。高い知能が育まれていくことは、誰もが願うことではないでしょうか。 そのためにも重要なことの一つとして「からだづくり」があります。
しっかりとした体力のあるお子さんほど、高い知能を身につけている。と言うことが実際のデータでも確認されています。
外遊びやプールを通じて
考えてみれば、脳も身体の一部です。しっかりとした体力がないと、脳を使い続ける集中力を発揮することは難しいはずです。 そういった点からも、atelier balena幼稚園は、しっかりとした身体をつくること、そのための屋外での遊びやプールを積極的に活用しています(プールはK2〜2年間を通して「スポーツクラブの屋内プール」で指導していきます)。
園庭は、屋根のない保育室
屋根のない保育室からは感性・社会性・挑戦意欲・全身運動などを学んでいきます。 子ども達はひたすらに遊んでいるけれど、遊びの中からたくさんの「思い」が育まれます。
遊びが「心」「体」「知」を耕すのです。つまりそれは「健康」=「健体康心」ですよね。
幼年期には身体を通じて感じ、考え、判断し、知識を統合する力がついていくのです。
子どもは、子どもの世界で生きている
「外と中」「園庭と園舎」「遊びと学び」おそらく子どもたちの世界では、大人の作った「枠組み」や「区別」などは関係なく、ただただ遊びの世界(子どもが探求できる世界)が広がっていく場所があればよいのではないでしょうか? 私たちはそれらを理解した上で、子ども達の遊びの環境デザインを描いています。
くじけてもまた挑戦する子ども
自然が子どもの心を育む
「木」は人の心に、たくさんのものを与えてくれます。 子どもの成長に木が寄り添っていてほしい。 登ったり、木漏れ日の下で遊んだり、同じ場所でも季節がめぐり様々な変化が感じられる自然環境の中でこそ、子どもたちは子どもらしく生きることが出来るのではないでしょうか。 atelier balena幼稚園ではこのような考えから、大型の木製遊具なども設置しています(リアル自然体験としてK3以上のお子さん達は毎年夏休みに「親子でファミリートレッキングin筑波山」を行っています)。
年齢別の遊び場を用意
裸足で遊べる人工芝の3階建のオリジナル木製遊具には、様々な年齢の子ども達の発達に大切な知恵がたくさん詰まっています。 2~3歳児には1階部の人工芝でオママゴトなどの遊びやすべり台。4歳児には、トランポリンや2階から1階へ降りてくる登り棒、徐々に身体の成長に合わせて。 5歳児は、3階に「チャレンジ!」「階段が無い!」
ボルダリングのスラブを使って、全身を使って登っていきます。
意欲を育む
自然が子どもの心を育む
くじけてもまた挑戦する「意欲のある子」に育って欲しい。どんなに失敗してもいい!
むしろ繰り返し、繰り返し、沢山のことに挑むことができる場所が必要なんです。
そこには風が吹き込んでくるし、雨は漏れてくるけれど、何にも遮られることのない自然の摂理が働く世界に、子どもたちの意欲が遊びを通じて育まれていくのです。
出来ることって素晴らしい!
でも…出来ないことにチャレンジすることはもっと素晴らしい!
「危ない」「怖い」を知ること「出来る」こと「出来ない」ことを子ども自身で体験することは、とっても大切なことだと考えています。
危険を回避するチカラを育てる
一生のなかで一度も転ばない、一度も失敗しない、なんてことは残念ながらありませんよね。
大切なのは「転んでもとっさに手がでること」であったり
「危険を回避する行動を反射的に取る」であったり…
これらを自らの体験の中で身につけていくことが、本当に必要なこと。
そんな風に考えて、5感の全てを使う遊具や遊び場を環境設定しています。
この教室の中で今起きていることが、20年後の社会だと考えてみると
「どんな学びをして欲しいと思いますか?」