"ミライエ"への想い

無限の可能性を引き出す

わたしはこれまでに世界の20数ヵ国（100校以上）の教育現場を実際に視察して、SEiRYO学園の子ども達が「学びを遊ぶ」方法を探求してきて感じたことは、幼児教育では、スクール形式の教育ではなく、「個」を大切にする。「教える」を重要視してきたこれまでの教育ではなく、個々の子どもの無限の可能性を「引き出す」教育が良いのでは？この子の無限大の才能を、なにを通して、どの様に、引き出していくのか。また、なぜそれを行うのか？それは世界中どこに行っても現場の想いは一緒です。

その子を信じて、「蓋をしない」「制限をかけない」＝『どうせ無理』を無くす。ということです。

今いる子どもたちの未来は？

オックスフォード大学のフレイ＆オズボーンはすぐそこにある10年後、65％は今は存在し得ない職業になっていると言われています。またそのうちの47％は、AI（artificial intelligence「人工知能」）が占めると言われています。と言うことは今ここにある仕事の16.5%しか未来の仕事としては存在しない。ということになりますね。

今後、世界中から日本へ労働力が入ってきたり、現在では「Chat GPT」など将来活躍するとされている「AI」の技術が、少子高齢化の労働力補完になるとされていますが、あなたのお子さんの働く機会を脅かすかもしれません。

そう考えていった時に
「あなたはお子さんにどんな教育を受けさせたいですか？…」

そのためには親や教育者がお子さんとしっかりと向き合っていかなければなりません。
そしてその子どもたちの笑顔を紡いでいなかければなりません。

「ミライエ」ってなに？

「未来の絵」を描く
「未来の家」の様な存在でありたい
そんな想いで「ミライエ」と言う
造語をatelier balena幼稚園の教育目標に
掲げさせていただいています。

学校法人SEiRYO学園理事長・atelier balena幼稚園

園長いぬかい良成

イマージョン
イングリッシュ教育

SEiRYO学園における
イマージョンイングリッシュ教育とは？

「他言語を通して言葉と文化を知る」ことです。
当園では、子ども達とネイティブの先生方が普段の生活の中からイングリッシュでのコミュニケーションを行っています。

幼少期における言語習得と脳の発達の研究において世界的に著名な研究者、パトリシアクール氏は、第二言語習得について、7歳までのこどもたちを「語学の天才」と呼び、早期英語教育の重要さを発表しています。さらにその研究では、学習過程では、映像や音声ではなく本物の人間が必要、つまり一緒に行動したり、感動したり、語りかけやリアクションをしてくれる英語の先生が重要になるとのことです。

当学園ではネイティブの先生が常駐しており、英語のレッスンだけでなく、一緒にご飯を食べたり、バスに乗ったり、運動会や遠足などの行事にも参加し、普段の生活の中から子ども達とコミュニケーションを取っており、外国人や英語に対し、より身近に感じとることのできる環境になっています。

レッジョエミリア・アプローチ

世界で最も先進的な初期教育のための学校

（米国Newsweek誌より）

自分で考え、探求し、行動できる子

アートや自然を通して、子どもたちそれぞれの意思や個性を尊重しつつ、「創造力」「表現力」「コミュニケーション能力」「思考力」「探究心」を養うことを目的としているイタリア発祥の学びを、学園独自の方法で取り入れています。保育者や子どもたちが共に、自発的に学びあい、育ちあうことが大きな特徴です。

各々がじっくり興味のあることを探求する時間を保障する

大切にしたいこと…
それは各々がじっくり興味のあることを探求する時間を保障することです。
挑戦、達成、選択、追求、経験、自分の想いや表現を他に伝えること…
そのすべてがお子さんの「体験」であり「経験」となり、社会人となった時には、その全てが人生の「糧」となることでしょう。

乳幼児期は人格形成のなされる大切な時期

学園内には、専任のCPC（Children's Playtime Creator）が、各クラスに出向き、お子さんが各々に興味を持ったことに取り組めるような環境設定を行い、五感を刺激する色々な素材や画材。また屋外ワークでの自然体験との出会いを通して、「自らの意思で動き、考え、探求し、活動する時間」を設ける。といった形式で取り組んでいます。プロジェクト活動として、一つのテーマを、お子さんと保育士、保護者が一体となって掘り下げていく活動を進めています。

態度教育

古来からの文化を大切にし、先生たちも自ら学ぶ

日本の素晴らしい「マナー」や「お・も・て・な・し」などの礼節を身につけます。日本古来の礼節の文化を大切にし「あいさつ」「食育」「職員朝礼」など先生たちも自ら学んでいます。

また、乳児保育所では「マクロビ給食（オーガニックの玄米和食）」を採用しており、「No Food Waste（フードロスを無くそう）」をキーコンセプトに、食育においても積極的に取り組んでいます（2023年11月には日本初！世界の乳幼児財団にてギリシャのアテネにて実践発表もさせていただきました）。